ピックの厚さと形の考察
こんにちは。ギタリスト・ウクレレプレイヤーの出葉広貴です。
ここ最近、ピックについて研究しているので、気づいたことや感想などをメモしておきます。
ピックを選ぶ際の参考にしていただければと思います!
皆さんはピックを選ぶとき、何を基準に考えているでしょうか。
形、材質、厚さなど様々な要素でサウンドや演奏のしやすさが決まります。
まずは「ピックにプレイを合わせる」のか、「プレイでピックを選ぶ」のかを考える必要はあるでしょう。
もちろん、演奏内容によってピックを使い分けるというアイディアもありますね。
僕が現在使っているピックは2種類。
ティアドロップ型で0.72のものと、ティアドロップより一回り小さいJazz III型の3mm程度のものです。
なぜこの2枚なのか、ピックの特性を説明しながら解説しましょう!
僕がいままで使ってきたピックを総合的にみて、傾向をまとめてみます。
薄いものは高音域が豊富で、厚みが増していくほど中音域~低音域にピークがある。
材質は硬質なものの方が硬質なサウンドで、柔らかいものになるほどマイルドになる。
以上のことを参考に、現在使用している2枚に落ち着きました。
サウンドに関連する大きな要素はもうひとつ、それは弦です。
もともとマイルドな性格をもつナイロン弦には、薄めのピックを使用して高音域を引き出してあげる。
逆にもともと硬質できらびやかなサウンドのブロンズ弦には、厚めのピックで中~低音域を足す、というような使い方ができますね!
ニッケル弦は比較的バランスの良い弦だと思うので、僕の場合は欲しいサウンドとプレイの内容によってピックを変えています。
たとえば速弾きの時には小さくて取り回しの良いJazz III、ストロークがメインの時にはティアドロップを使う、などです。
自動車の整備を仕事にしている友人が以前言った言葉が思い出されます。
「タイヤと道路があるから車は走る」
車体をいくら改造しようとも、それを発揮するためにはタイヤと道路が必要だということです。
ギターで言い換えると、それは弦とピック(または指)のことだと言えるのではないでしょうか。
組み合わせは星の数ほどあります。
色々な組み合わせを楽しみながら試してみてくださいね!
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2018/1/28(日)
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ラベル:
ギターレッスン
ご覧いただきありがとうございます。
徳島出身。
11歳よりギターを始め、ギター講師・ミュージシャンを志し2011年に上京。
アコースフィア 清水敏貴氏、奥沢茂幸氏に師事。
2014年よりギタリスト 池田常久氏のユニット「Aerial」に参加。主にメロディパートを担当しています。
ライブハウス・カフェなどではソロギターによる演奏活動も行っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
連絡先
Mail: dewahiroki@gmail.com
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