腱鞘炎になりにくい弾き方についてご説明します!


こんにちは。ギタリストの出葉広貴です。
ギターやウクレレを練習していたら、指や手首の関節が痛くなってしまった、なんてことはありませんか?
その痛みは腱鞘炎によるものかもしれません。

関節に負担をかけず楽器を弾く方法をご紹介します!

腱鞘炎とは?

手首から指先にかけて、指を曲げたり伸ばしたりしたときに腱が腱鞘の中を往復運動します。
この運動中に起こる腱と腱鞘の摩擦により炎症が起こった状態をいいます。
ピアニストやギタリストなど、指先を繊細に使う職業の人に多いといわれています。

演奏中に痛みを感じたら、まずは医療機関でしっかり診てもらいましょうね。

腱鞘炎の原因と対策

腱と腱鞘の摩擦が大きい状態、すなわち手首や指を無理に曲げて弾いているときになりやすいと言われています。

例えばストラップをうんと低くして、セーハのコードを押さえてみてください。
手首の角度がとても急になってしまいますよね?
この状態だと指は動かしづらいし、腱と腱鞘に負担が大きくなってしまいます。

対策は関節に負担をかけないこと。
次はストラップをあげて、楽器を胸のあたりで構えてみましょう。
そして先ほどと同じく、セーハでコードを押さえます。
手首は折れ曲がらず、まっすぐになっているはずです。

このように手首に負担のかからないフォームで演奏することが重要になってきます。
正しいフォームでも、同じフレーズを何回も弾き続けると負担が大きくなるので、休憩しながら練習しましょうね。

腱鞘炎になってしまったときは

とにかく腕を休めましょう。
そして、病院で診察と治療を受けること。

痛みがなくなるまで、楽器を触らないでおくといいですね。
腕の調子が良くなれば、無理して弾いていたときよりきっと良い演奏ができますよ!

日常的にギターを弾いている人は、あえて楽器を触らない日を作っても良いかもしれませんね。
無理はせず、楽しい音楽生活を送りましょう!

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